雄別の思い出(野生動物編)

表題を見て「雄別における野生動物の生態」と思った方、ごめんなさい。違うのです。どんな野生動物を食べたかというお話です。都会と違い、かつ30数年前のことです。雄別に住んでいた人の中には猟銃所持者もいました。

私が最初の洗礼を受けたのは、宴会で鍋物が出たときです。味噌味で精力が付くと勧められました。参加者は「こいつは初めてだから、どんな顔つきで食べるか」興味深深で眺めていたようです。食べ終わって「この肉は何の肉か?」と質問され「熊だよ」と言われて驚きました。その後、何度も食べましたが季節などで味が違うことが分かりました。美味しいのは、生け捕りにしてしばらく穀物を与えたからなのだそうです。

熊のあとはエゾシカを食べました。今は阿寒町の特産でエゾシカバーガーが有名になりましたが、熊よりも美味しかったことを憶えています。ヨーロッパではその昔、鹿は貴族の食べ物と言われたものですから、なるほどと感じました。

野生のうさぎは鶏肉そっくりでした。ブロイラーよりこりこりして、コクがありました。