病院火事

「病院が火事だ~」との一報が入り、職場の消防隊の人は一斉に病院へ走りだす。私も工作所に勤めていたし、職場には沢山の消防隊がいて「大変だ大変だ」と叫びながら走りだしていった。私は消防隊員では無いが、私も一目散に走りだして病院へ向かう。

実は母が盲腸で入院していた為、母が心配でならなかった。木造の正面玄関から入り入院病棟に向かう一部屋一部屋見て行っても、誰も人はいない不安になりながら奥へ進むと何人かの人がいて、その中にお袋を確認した時は良かったと思い・・・言葉を交わして消防隊と木造病棟へ向かうがほとんど鎮火していた。
考えて見ると消火よりお袋は大丈夫なのかそれしか考えられなかった・・・当時19歳だったけど、充実感で一杯だった思いがある。あの時のお袋の顔が、今でも鮮明に覚えている。