炭礦施設-北陽地区

北陽地区

ほくよう炭礦は昭和15年に日本発送電株式会社が開坑。自社で消費する石炭の自給を目的として開坑したが、運搬経路の不備・釧路地方に火力発電所が無かったため、昭和18年に閉山となった。約8tの石炭を冬期間に馬そりで運搬したが、約2万3千tを現地に野積みしたまま放置し、採掘権は住友石炭鉱業株式会社に譲渡された。

昭和37年~昭和38年、東光石炭が住友石炭鉱業から野積み石炭を購入し、冬期間に約2万tを釧路までトラック輸送した。

雄別炭礦の鉱区と隣接しており、おく雄別つうどうを約4㎞延長したところに北陽地区がある。鉱区譲渡の話が決まっていたが、北陽地区を開発しないまま雄別炭礦は閉山となった。
現地は川への転落・滑落の危険があるため、行き方については非公開とする。

大山衹神の鳥居

大山衹神おおやまつみのかみの鳥居 :さんじんを祀っているので、この周辺に炭礦があったと思われる。

<GPS座標及び高度等> 測定日時:平成26年10月18日 午前11時45分
北緯:43°16′44.2″ 東経:143°58′54.9″ (GPS誤差:5m)
高度:447m  気圧:960.59hPa  天候:晴  風の強さ:微風

シュンクシタカラ川右岸の石炭露頭

シュンクシタカラ川右岸の林道上に石炭露頭がある。

<GPS座標及び高度等> 測定日時:平成26年10月18日 午前11時37分
北緯:43°16′23.9″ 東経:143°59′35.6″ (GPS誤差:4m)
高度:424m  気圧:963.66hPa  天候:晴  風の強さ:弱

第十二小川合流点

シュンクシタカラ川と第十二小川との合流点から、シュンクシタカラ川左岸の上流にかけて石炭露頭が続いている。

<GPS座標及び高度等> 測定日時:平成26年10月19日 午後1時43分
北緯:43°16′25.4″ 東経:143°59′33.5″ (GPS誤差:4m)
高度:400m  気圧:973.26hPa  天候:晴  風の強さ:弱

北陽炭礦の坑口(上流側)

レールと石炭が複数あり、ここに坑口があったのではないかと思われる。

<GPS座標及び高度等> 測定日時:平成26年10月19日 午後1時34分
北緯:43°16′24.6″ 東経:143°59′36.6″ (GPS誤差:4m)
高度:398m  気圧:973.49hPa  天候:晴  風の強さ:微風

北陽炭礦の坑口(下流側)

上記の地点から数十メートル下流側にも同様にレールと石炭が複数ある。この2つの坑口跡?が、本坑道ほんこうどう連坑道つれこうどうあるいは片盤坑口かたばんこうぐちなのかは不明。

<GPS座標及び高度等> 測定日時:平成26年10月19日 午後1時23分
北緯:43°16′22.1″ 東経:143°59′38.5″ (GPS誤差:6m)
高度:398m  気圧:973.74hPa  天候:晴  風の強さ:微風

ボイラー跡

何かのボイラー跡と思われる。四角い枡に配管が付いており、お風呂あるいは蒸気機関で何かを動かしていたのではないかと思われる。当時のビン類と思われるものが周囲に落ちている。「OYT」という刻印のある耐火煉瓦が多数あり、古い時代の旧大阪窯業耐火煉瓦(現在の株式会社ヨータイ)のものであることがわかった。

※本書(初版)発行後、耐火煉瓦が盗まれる被害が発生している。

<GPS座標及び高度等> 測定日時:平成26年10月18日 午後0時10分
北緯:43°16′13.8″ 東経:143°59′41.5″ (GPS誤差:4m)
高度:408m  気圧:964.90hPa  天候:晴  風の強さ:微風

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