炭礦施設-堤沢・奥雄別

堤沢

堤沢つつみざわおろしは雄別炭礦の主力採炭現場である。堤沢卸の気温は33℃ぐらいあったが、開通した堤沢新斜坑つつみざわしんしゃこうからの入気にゅうきにより、気温は30℃以下となり抗内環境が改善された。 堤沢卸の最深部に、吊炭発破つりたんはっぱを不要とする目的で試作した「ダブル・ドラム・カッター」が導入された。ドラム・カッターの上にもう1台ドラム・カッターを乗せたもので、誰しもが「亀の子ドラム」と呼んでいたが、重くなり過ぎたため直ぐに子亀は降ろされた。

二卸入気坑口

二卸入気坑口におろしにゅうきこうぐち

:雄別通洞に直結している坑口。坑口の奥のほうで塞がれている。坑道上部にガス抜きの穴がある(坑道の上は転落の危険があるため上がらないこと)。

<GPS座標及び高度等> 測定日時:平成24年9月16日 午後2時28分
北緯:43°14′58.7″ 東経:144°03′23.9″ (GPS誤差:5m)
高度:251m  気圧:990.07hPa  天候:曇  風の強さ:無風

二卸入気坑口の位置関係

二卸入気坑口の坑道上部から南側の3坑口の位置関係 。この場所には坑口が4つ並んでいる。(H25.5.18撮影)

堤沢総排気風洞坑口

堤沢つつみざわ総排気そうはいき風洞坑口ふうどうこうぐち:坑口の手前に排気扇風機の土台が残っている。坑口内部は塞がれている。

<GPS座標及び高度等> 測定日時:平成24年9月16日 午後2時31分
北緯:43°14′58.5″ 東経:144°03′25.3″ (GPS誤差:4m)
高度:249m  気圧:990.32hPa  天候:曇  風の強さ:無風

堤沢総排気人道坑口

堤沢つつみざわ総排気そうはいき人道坑口じんどうこうぐち:ガス抜き煙突がある

<GPS座標及び高度等> 測定日時:平成24年9月16日 午後2時32分
北緯:43°14′58.3″ 東経:144°03′26.0″ (GPS誤差:5m)
高度:248m  気圧:990.40hPa  天候:曇  風の強さ:無風

堤沢総排気坑口

堤沢つつみざわ総排気そうはいき坑口こうぐち

<GPS座標及び高度等> 測定日時:平成24年9月16日 午後2時34分
北緯:43°14′58.1″ 東経:144°03′26.8″ (GPS誤差:5m)
高度:247m  気圧:990.47hPa  天候:曇  風の強さ:無風

堤沢新斜坑坑口

堤沢つつみざわ新斜坑しんしゃこう坑口こうぐち:坑口は斜めに傾斜している。舌辛川の増水時に川を渡るのは危険。

<GPS座標及び高度等> 測定日時:平成23年11月3日 午前11時5分
北緯:43°14′57.1″ 東経:144°03′38.7″ (GPS誤差:3m)
高度:218m  気圧:994.05hPa  天候:晴  風の強さ:弱
坑口内径:3.50m

ワイヤー

堤沢新斜坑坑口の近くに、巻揚まきあげに使われていたと思われるワイヤーがある。

橋の橋脚

堤沢つつみざわしん斜坑しゃこう巻座まきざの間にかかっていた橋の橋脚が残っている。

堤沢新斜坑の開発時に積み上げたズリ

<GPS座標及び高度等> 測定日時:平成24年11月11日 午後0時15分
北緯:43°14′55.0″ 東経:144°03′38.9″ (GPS誤差:6m)
高度:214m  気圧:997.00hPa  天候:曇  風の強さ:弱

堤沢新斜坑巻座

<GPS座標及び高度等> 測定日時:平成24年6月9日 午後0時15分
北緯:43°14′53.0″ 東経:144°03′34.1″ (GPS誤差:5m)
高度:240m  気圧:981.65hPa  天候:曇  風の強さ:無風

巻揚機のコンクリートの土台が残っている。

雄別林道の石炭露頭

雄別林道をさらに北に進むと、舌辛川右岸の林道斜面に石炭露頭がある。落石と林道からの転落に注意すること。

<GPS座標及び高度等> 測定日時:平成25年8月11日 午後3時45分
北緯:43°15′33.4″ 東経:144°02′50.5″ (GPS誤差:4m)
高度:336m  気圧:973.50hPa  天候:曇  風の強さ:無風

大石沢林道の石炭露頭

大石沢おおいしざわ林道の石炭露頭:さらに林道を進み大石沢林道へ入ると、左岸斜面に石炭露頭がある。右岸足元にも石炭露頭がある。

<GPS座標及び高度等> 測定日時:平成27年5月10日 午後3時43分
北緯:43°15′42.7″ 東経:144°02′32.6″ (GPS誤差:3m)
高度:322m  気圧:969.35hPa  天候:曇  風の強さ:微弱

奥雄中部

昭和40年頃から昭和44年頃まで採炭されていた現場で、採炭機械はドラムカッターが使われていた。奥雄別おくゆうべつ中部ちゅうぶ斜坑しゃこうの坑口へ行く道は非常に迷いやすく、遭難の危険があるため行き方については非公開とする。

飯場跡

飯場はんば跡:この場所に20人位が寝泊りできる飯場があり、ここに寝泊りして巻揚機の設置にあたった。毎週土曜日に自分の家に帰り、月曜日に飯場に戻るという繰り返し。

< GPS座標及び高度等 > 測定日時:平成24年11月17日  午後0時28分
北緯 :43°14′56.2″  東経 :144°02′12.6(GPS誤差:4m)
高度:485m   気圧:946.20hPa

中部斜坑コンプレッサー

中部ちゅうぶ斜坑しゃこうコンプレッサー:吸込口の管と土台が残っている。

<GPS座標及び高度等> 測定日時:平成24年11月17日 午後0時33分
北緯:43°14′56.5″ 東経:144°02′12.2″ (GPS誤差:3m)
高度:484m  気圧:946.34hPa  天候:小雨  風の強さ:無風

中部斜坑本卸坑口巻座

中部ちゅうぶ斜坑しゃこう本卸ほんおろし坑口巻座:巻揚機の土台が残っている。

<GPS座標及び高度等> 測定日時:平成24年11月17日 午後0時35分
北緯:43°14′56.8″ 東経:144°02′12.2″ (GPS誤差:3m)
高度:485m  気圧:946.28hPa  天候:小雨  風の強さ:無風

禁煙 許可場所の看板

禁煙 許可場所の看板:坑内は禁煙だが、巻座や飯場では喫煙が許可されていた。

中部斜坑本卸坑口

坑口はコンクリートで塞がれている。ガス抜き煙突がある。

<GPS座標及び高度等> 測定日時:平成24年11月17日 午後1時32分
北緯:43°14′57.9″ 東経:144°02′09.9″ (GPS誤差:4m)
高度:494m  気圧:944.75hPa  天候:曇  風の強さ:弱
坑口内径:2.93M

中部斜坑連絡坑口

中部斜坑連絡坑口: 坑口はコンクリートで塞がれている。

<GPS座標及び高度等> 測定日時:平成24年11月17日 午後0時45分
北緯:43°14′57.3″ 東経:144°02′08.8″ (GPS誤差:6m)
高度:485m  気圧:946.15hPa  天候:曇  風の強さ:弱

中部斜坑連卸扇風機坑口

中部斜坑連卸つれおろし扇風機せんぷうき坑口: 建物が残っている。ガス抜き煙突がある。(※奥雄別中部斜坑の開発時の名称は「長沢ながさわ斜坑しゃこう」という。当時の看板も長沢斜坑のままである。)

<GPS座標及び高度等> 測定日時:平成24年11月17日 午後1時15分
北緯:43°14′57.7″ 東経:144°02′08.4″ (GPS誤差:3m)
高度:500m  気圧:943.60hPa  天候:曇  風の強さ:弱

索道の滑車

奥雄別おくゆうべつ中部斜坑開発時に機材搬入のため使用した索道さくどう滑車かっしゃ:滑車は錆び付いて動かない。

<GPS座標及び高度等> 測定日時:平成25年5月11日 午後0時55分
北緯:43°14′54.2″ 東経:144°02′07.1″ (GPS誤差:10m)
高度:507m  気圧:950.84hPa  天候:曇  風の強さ:弱

その他

巻座周辺には様々な機械の土台がある。

左の写真は巻揚まきあげに使われていたワイヤー。右の写真は中部斜坑本卸坑口と長沢対岸の巻座の間に架かっていた「桟橋」の一部(鉄管)。長沢に数本落ちている。(H15.5.31撮影)

長沢右岸から、左岸の3つの坑口

長沢右岸から、左岸の3つの坑口の位置関係を撮影。(H24.11.17撮影)

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