炭礦施設-雄別通洞・旧本坑

昭和11年に「旧雄別ゆうべつ通洞つうどう」が完成した。分散していた坑道を一本の「通洞」でつなぎ、諸施設は中の沢地区に集約された。これによりおおまがり選炭せんたんは廃止となった。
昭和13年に「雄別通洞」が完成した。雄別通洞は北北西方向に延長され、採炭の中心は苔樋こけとい地区に移行し、「北進ほくしん」「つつみざわ」で採炭が開始された。これにより大祥内おしょない事務所は昭和13年に閉鎖となった。以降、閉山まで出炭は全て雄別通洞から行われた。

両施設は金属泥棒の被害を受けている。

雄別通洞坑口

「安全生産」の看板は、平成20年11月に任意団体で閉山前の看板を復元したもので、坑口の上に当時の看板「生」のみが現在も残っている。坑口上部の「雄別」と「通洞」の文字の間に「三菱のマーク」の跡が残っていが、これは三菱鉱業株式会社の経営下に吸収合併されていた時代の名残なごりである。

坑口右側のびたガス抜き煙突は、金属泥棒の被害に遭い、現在は無くなっている。

<GPS座標及び高度等> 測定日時:平成23年11月3日 午後12時37分
北緯:43°13′12.1″ 東経:144°04′22.3″ (GPS誤差:7m)
高度:138m  気圧:1005.3hPa  天候:曇  風の強さ:弱

雄別通洞坑口の上にある社の土台

坑口の上に山神さんじんをまつっていたやしろの土台が残っている。行き方については危険を伴うため非公開とする。

<GPS座標及び高度等> 測定日時:平成24年11月4日 午後3時00分
北緯:43°13′12.8″ 東経:144°04′21.4″ (GPS誤差:3M)
高度:145m  気圧:995.31hPa  天候:晴  風の強さ:弱

旧本坑坑口

本坑ほんこう坑口こうぐちのレンガの枠の一部が残っている。坑内の湧水が湧き出ている。当時、旧本坑の出炭は馬車軌道が使われていた。

レールは金属泥棒の被害に遭い、現在は掘り起こされて無くなっている。

<GPS座標及び高度等> 測定日時:平成23年11月6日 午前11時43分
北緯:43°13′18.4″ 東経:144°04′23.8″ (GPS誤差:3M)
高度:119m  気圧:1005.7hPa  天候:曇  風の強さ:微風

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